2017年02月09日

異界

あっという間の木曜日。この時期は停滞気味の割に忙しくなるのが毎年の傾向。
2月に入ってから春の陽射し、空気を感じるので、気持ちが昂る時があるが、
動物的本能に従って素直に動いてしまうと、意外と駄目なのも例年どおり。
外では子供と年寄りが早くも春の気配を受け取り、何かと騒いでる。
我が家の猫フィオも、嬉しそうにベランダまで走っていき、ゴロゴロと
転がってる。でもまだ寒いので、5分くらいで慌てて部屋に入ってきてるけれど。

今ぼちぼち読んでる前田速夫著『異界歴程』の中で、民俗学者としての小泉八雲
(ラフカディオ・ハーン)の項目があり、その波乱に満ちた生涯に興味を抱いた。

この項目のところで、被差別部落を訪れたハーン氏が、ここで継承されてきた
口承文芸、『大黒舞歌』を披露して貰っている頁を読んでいると、頭の中で
和太鼓の音が鳴り始め、笛の音、それと唄が聴こえてきた。そのままずっと、
10分くらいだろうか、その音楽と唄が鳴り止まず、最後まで聴くことができた。
実際の『大黒舞歌』は知らないし、きっと違うんだろうけれど、このまま自分の
中の曲にできそうな気がしたので、忘れないうちにメモしておいた。

去年の暮れ、南方熊楠氏の事もあらためて調べてみるかと思い、
気になり出して調べると、なんと今年が生誕150周年記念にあたるという。
いつもの事ながら、しっかり拾ってしまってる自分に苦笑いした。
まずは伝記を読もうかと図書館へ行ったが、残念ながら置いておらず、
「なるべく店頭で」の願望も叶わず、最後の手段のAmazonで本を注文した。

そういえば『異界歴程』の本もネットで知り、図書館で借りたのだけれど、
借りて驚いたのがカバー写真が円空仏だったこと。ネットで見てたのが
去年でた復刊本の方だったので、カバーが円空仏とはしらなかった。
何やら自分が昔から惹かれているものに変わりはないんだなと、あらためて感じた。




今日聴いたCD
Amorphis - Karelian Isthmus
「安かった」という理由で買った国内盤には
『Privilege Of Evil』が収録されておらずがっかり。

Amorphis - Tales from The Thousand Lakes
posted by 裸木 at 20:22| モスクワ ☁| 夢、超自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする